パッと見た感じ、とくにカサカサしているように見えない肌なのに、じつは乾燥している肌のことをインナードライ肌と言います。
隠れ乾燥肌とも言いますが、いずれにしても見た目で判断できないので難しい肌質です。

インナードライ肌だと思っていなくて、お肌のお手入れを間違えてしまうことがあります。自分のお肌の状態を見極めないと、インナードライ肌がどんどん進行してしまうので注意が必要です。

インナードライ肌の原因や改善方法などを解説しますので、もしかしてインナードライ肌かも?と思い当たることがあればチェックしてください。

インナードライ肌【目次】

インナードライ肌とは?脂性肌や混合肌との違いについて

  肌の内側 肌の表面
脂性肌 しっとり テカテカ
混合肌 しっとり・カサカサ
※部位により
テカテカ・カサカサ
※部位により
インナードライ肌 カサカサ テカテカ

インナードライ肌は、皮脂浮きしやすいので、見た目にはテカテカしていることが多いので、脂性肌と勘違いしやすい肌質です。

そして、Tゾーンがテカるのに、頬やフェイスラインはカサつくような混合肌も紛らわしくて、インナードライ肌と間違えやすいでしょう。

脂性肌や混合肌とインナードライ肌の違いは、肌の内側にある角質層が乾燥しているかどうかの違いです。

インナードライ肌は角質層の内部のラメラ構造が乱れていて脂分と水分のバランスが崩れている状態です。

水分がどんどん蒸発してしまうので、水分が逃げないように皮脂を分泌して、肌の表面を皮脂で守ろうとするのです。

脂性肌は皮脂の機能が活発になり、皮脂が過剰分泌される肌質です。混合肌は肌の表面が乾燥することで、皮脂が多いTゾーンが活発になります。内側から乾燥している肌とは違うのですね。

インナードライ肌のチェック方法について

自分の肌がインナードライ肌なのかどうか、見た目にはわかりにくいので簡単に判断できる方法があるのでやってみましょう。

チェック方法には、透明のセロハンテープを使います。

インナードライ肌のチェック方法
  1. 4センチほどの長さのテープを手の甲に貼る
  2. 3秒間しっかり押さえる
  3. 勢いよく一気にテープを剥がす

剥がしたそのテープを見て診断します。わかりにくい場合は、黒い紙に貼るとわかりやすいでしょう。

チェック!

テープが白くなっていればいるほど、肌の細胞が乱れている状態を示しています。
肌のキメが映っただけで、あまり白くなっていなければまだ大丈夫です。
白っぽさが目立つ場合は、肌の内側がカラカラになっていて、細胞がもろくなっているので、インナードライ傾向にあります。

インナードライ肌の人が気を付けるべきスキンケアについて

インナードライ肌を改善するためには、毎日のスキンケアを見直すことが第一歩です。
スキンケアのステップごとに気を付けたいポイントをご紹介します。

クレンジング

ポイント!
  • マイルドなクレンジング剤を使う!
  • 拭き取り・オイルタイプよりもクリームタイプ!
  • メイク自体を落としやすいものに!

メイクを落とすためのクレンジングには、油分を浮かせて落とす成分が入っています。
必要な油分まで奪ってしまうことがあるので、できるだけマイルドなクレンジングを使いましょう。
メイクを落ちやすいタイプに変えると、強い洗浄力のクレンジングを使わなくても落とせるので、石けんでも落とせるタイプのメイクにしてみるのも良いでしょう。

洗顔

ポイント!
  • お湯の温度は30℃~35℃程度!
  • ゴシゴシ洗顔はNG!

洗顔する時に、ぬるま湯を使うことがあると思いますが、お湯の温度が高いのはNGです。
皮脂を奪い過ぎてしまうので、水分が蒸発しやすい肌になってしまいます。
目安は30度から35度くらいです。冷たく感じない程度の温度で洗顔するようにしましょう。ゴシゴシと擦って洗顔するのも肌のダメージになるのでやさしく洗ってください。

化粧水

ポイント!
  • 浸透性の高い化粧水を使う!
  • 手のひらで温めて浸透力アップ!
  • 5分程度のコットンパックもおすすめ!

インナードライ肌は、内側が乾燥しているので、化粧水で水分を補っても浸透しないと意味がありません。浸透しやすい化粧水をたっぷりと使いましょう。化粧水を手の平で温めてからハンドプレスを繰り返してつけると浸透しやすくなります。

化粧水の浸透が悪いと感じる場合は、コットンなどにたっぷり含ませて5分ほどパックしても良いでしょう。
化粧水は水分が多いので化粧水の後に美容液もプラスすると角質層のうるおいバランスを整えやすくなります。

保湿

ポイント!
  • 化粧水の水分を蒸発させないものを!
  • クリームでしっかり蓋をする!

化粧水で水分を補った後は、クリームで水分の蒸発を防ぎます。インナードライ肌は表面がベタベタしやすいので、油分の多いクリームやオイルなどを控えたくなります。
でもそれが逆効果になってしまいます。化粧水で与えた水分は、インナードライ肌はあっという間に蒸発するので、油分でフタをしないと乾燥肌をさらに悪化させることになってしまいますので、クリームできちんと保湿をしましょう。

インナードライ肌の人が気を付けるべきメイクについて

ポイント!
  • メイク直しの際にあぶらとり紙を使いすぎない!
  • ミスト状の保湿化粧水を使うのも◎!

表面が脂っぽくなってメイク崩れしやすいインナードライ肌は、皮脂を吸着するためにパウダータイプのファンデーションを使う方がいます。

しかしパウダーファンデーションは、皮脂だけじゃなく水分も吸着するので、余計にインナードライをひどくさせることになってしまいます。

パウダーファンデーションを使うのなら、メイク下地で皮脂と水分のバランスをコントロールしてから使うようにしてください。

また脂浮きしてメイク崩れした時は、あぶらとり紙でゴシゴシせず軽くティッシュで押さえる程度にしてください。

メイクの上から使える保湿ミストなどでうるおいを与えて仕上げるとメイク崩れを防ぐ効果が期待できますよ。

インナードライ肌がニキビの原因に?

インナードライ肌は内側の乾燥から水分を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されることがあります。

これが毛穴の中の皮脂汚れの原因になり、ニキビを作ることがあります。

インナードライ肌が改善されると、ニキビの原因も軽減されることになりますが、大人ニキビは繰り返しできることが多いので、肌のうるおいが不足しないように丁寧な保湿ケアを続けてください。

インナードライ肌は角栓ができやすい?

ほんとは乾燥しているのに皮脂によってテカるインナードライ肌は、毛穴の中に皮脂が詰まりやすく、皮脂が酸化して固まって角栓になりやすい状態が続きます。

肌の表面だけじゃなく、毛穴の中の汚れにも注意しながらケアしないと角栓が黒ずんでぶつぶつの毛穴になってしまいます。とくに皮脂線が多い小鼻周りは注意しましょう。

インナードライ肌の改善におすすめの食事から摂る栄養とは?

美肌に欠かせない3つのビタミンは、ビタミンエース(ACE)!
  • 保湿力と新陳代謝に働くビタミンA!
  • コラーゲンの生成を助けるビタミンC!
  • 血行促進によってうるおいを届けるビタミンE!

インナードライ肌は、外側からの保湿だけよりも、内側からうるおいを作ることも大切です。
食事の内容が偏っていると、肌の乾燥を改善することもできません。

色んな栄養をバランスよく摂ることが基本ですが、美肌に欠かせない3つのビタミンが不足しないように心がけてみましょう。

まとめ

インナードライ肌は、表面上の肌の状態だけに左右されないことが大切です。
皮脂が多く出ているのは、肌が乾燥していることを伝えているサインですから、しっかり保湿をすることで改善されます。

皮脂を取るのではなく、皮脂が過剰分泌される原因=乾燥という意識を持って内側のうるおいアップを心がけていきましょう。

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コスメのチカラ@編集部

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